採用担当者側の書類選考と面接のコツ

「企業は人が作るもの」という言葉は的を得ており、企業に属する人の特性や雰囲気で、企業全体の在り方はもちろん功績も変わってくると感じています。

そうなると「採用」の舵を切る人事は、会社の未来を担っていると言っても過言ではありません。
特に、有能な人材を見極めるスキルはとても重要になってきます。

そこで今回は、人事の採用担当者に向けて、書類選考・面接で見ておきたい点をまとめてみました。

書類選考でチェックしたいのが、求める人材に当てはまっているかという部分。
過去の実績やスキル、志望動機が自社にマッチしているかを確認しましょう。

また、人としてのマナーを兼ね備えているかも見るべき点です。
誤字脱字が無いか、書類を使い回ししていないか、文章を相手にわかりやすく簡潔に書けているかなどは確認しておきましょう。

そして面接では、自社のことをきちんと理解しているのか、仕事に対するビジョンをしっかり持てているのかを確かめることが大事です。
その際、相手の質問を聞く姿勢や、受け答えの仕方も見ておきたい点だと言えます。

加えて、企業の守秘義務を守れそうな人材であるかにも着目しましょう。
正直なことは良いことですが、スタッフとして働く以上、企業の守秘義務を厳守し、配慮ができる人でなければ、いずれトラブルに発展してしまいかねません。

面接のチェック部分を語りましたが、同時に面接官も相手に見られているということは忘れてはいけません。
応募者が面接で違和感を感じた場合、辞退されるケースもあります。
不快な面接にならないよう、なるべく話をしやすい雰囲気を作り、良い印象を持ってもらう意識を持つことが大事です。